昨日より鹿児島に入り、市役所にて鹿児島市のシティプロモーションについて説明をいただきました。
鹿児島市は歴史的資産、観光資産にも恵まれ、また3年前の新幹線開通により、地域経済は絶好調にありますが、それを支えてきているのが鹿児島市を外部にアピールするプロモーション戦略。
東京事務所の活動などに加え、CM放送やさまざまな企業、メディアとのタイアップなどにより、多くの交流人口を呼び込んでいます。
平成24年度の宿泊客数は、約320万人!この数字の凄いところは、なんと、団塊世代の新婚旅行ブームだったピークの昭和48年の宿泊者数と同等であること!全国的にもここまで復活したところはなく、ちなみに熱海などはこの10年間で半減してしまっています。
細かなプロモーション戦略の積み重ねが功を奏していると思いますが、沼津市や県東部としてもぜひ見習いたいところです。
さて、次に訪問したのが、3年前三越の撤退後再生を果たした地元デパートのマルヤガーデンズ。ポイントは、地域コミュニティの取り込みであり、現在250ほどの団体、NPOなどがこの商業施設の中のガーデンと呼ばれる各種フリースペースを活用し、定常的な消費者の呼び込みに成功しています。
ガーデンは各階にあり、屋上などは公園緑化され、ミツバチを買いはちみつを採るプロジェクトまであります。
また、50年ほど経っている古い建物とは思えないほど店内は素敵にコーディネイトされ、30席ほどのミニシアターも完備!ここまでやれば、固定ファン層がつくだろうと思わせる素晴らしいプロデュース、ぜひ沼津でも参考にしたいと思います!


