昨晩は久しぶりに東洋哲学勉強会に参加。「論語」を教材としていますが、10節まである中で、既に8節まで進んでしまってました~
第8節は「衛霊公編」で、君子(リーダー)はどうあるべきか、人間としての生き方などについての孔子の教えの数々が収められています。
多くの示唆ある短文の構成ですので、読みやすいと言えますが、ポイントは如何に深読みし解釈をして自分のものとするか、です。
ちなみに、昨日の中からは…
「群居して終日、言 義に及ばず、好んで小慧を行う。難いかな。」
⇒ 1日じゅう大勢が集まって、世のため人のためを論じず、雑談ばかりで時間の浪費をしている弟子たちをたしなめた言葉
「君子は能無きを病う。人の己を知らざるを病えず。」
⇒ 君子は自分に実力のないことを憂うべきだ。自分を認めてくれる者がいないと不平不満をかこつのは筋違い(謙虚さが大事)。
「君子は貞にして諒ならず。」
⇒原則には忠実であり、それでいて柔軟性を失わないのが君子である(頑固、愚直ではダメ)。
政治を行っていくには、適切な思想、哲学を自分の中に構築しておくことが必要であり、この論語の勉強のように、常に自分の現況を確認、リセットしていくことも大事だと痛感~今週も利他の精神で頑張ります!!