今朝は兵庫県加西市議会の総務委員会の議員さん7名が沼津市を訪問、来年度より施行となる子ども・子育て新制度について、沼津市の取り組み状況を当局よりヒアリングされています。
兵庫県加西市といえば、姫路市の東に位置し、播磨地区となることから、現在放映中のNHK大河ドラマ「黒田官兵衛」の舞台!冒頭の副議長としての自分のあいさつでは、この点に触れ、観光客の動向なども伺ってみましたが、残念ながら波及効果は薄いようでした…
加西市は人口5万人ですが、公立の幼稚園が10園もあります。沼津市は人口20万人で公立幼稚園はわずか2園で、私立幼稚園が23園となっています。
今回の新制度に向けて、国は、子ども数の減少に伴う幼稚園経営の改革策のひとつとして、保育園機能も備えた認定こども園への移行を促す内容も盛り込まれていますが、沼津市の私立幼稚園協会では、現状に対する経営メリットがわかりにくいことなどから、認定こども園に移行するのは1園のみの見通しとなっています。
加西市でも精力的に新計画の策定を進めている様子ですので、お互い良い情報交換が出来れば良いと思います。
ちなみに、沼津市議会事務局には、他市町からの行政視察受け入れは年間40件、250~300人ほど。定例議会の会期中は受け入れ出来ないため、この程度の受入数になるとのことですが、来て頂き、宿泊もして頂ければかなりの経済効果となることから、より積極的な受け入れ体制を検討したいものです!