昨日、民政病院委員会の中で、市立病院において医療事故が発生し、患者が死亡したとの報告がありました。
患者は、高齢の女性で腸炎などで入院中でしたが、カリウム製剤の点滴投与を指示された男性看護士が、希釈される点滴部分ではなく、管から直接体内に入る接続部分に直接カリウムを入れてしまい、直後に心停止となったとのことでした。
薬剤確認のダブルチェックはしていたものの、投与方法については実施しておらず、看護士の単純ミスで事故発生となってしまいました。
命を預かる市立病院で二度とこのようなミスが発生しないように、善後策の実行をお願いしたいと思いますが、具体的には、危険性のあるカリウム製剤は、看護棟におかず、薬剤部に保管、また、カリウム製剤は静脈注射が出来ない形状、タイプのものに変更などが施される見通し。
ご遺族には誠に申し訳ないことであり、心より哀悼の意を捧げます。平成25年度でようやく黒字化を果たした市立病院ですが、綱紀粛正が必要ですね。