12月に入り衆議院選挙が公示となるなど、大変慌ただしい日々となっておりますが、沼津市議会は昨日より市長、当局への一般質問が開始、今日、明日と3日間に渡り行われます。
それが終わると、肝心の今議会に提出されました9議案の審査が各常任委員会で行われます。本日は主な提出議案を4つ紹介します。
1、「くるら戸田」指定管理者の指定
戸田に来年4月から開設される「くるら戸田」の指定管理者を議決するもの。
「くるら戸田」は、そもそも戸田地区活性化センターとしての位置付の下、地区センター、市民窓口機能に加え、温浴施設である戸田壱の湯を移設、更に観光物販コーナー、漁業展示コーナー、県施設である加工体験室など、多岐に渡る機能を備えた複合施設となります。また、道の駅の認証も取得。
この管理者を選定するために10月に選定委員会が開かれ、応募のあった呉竹荘&サン共同事業体、戸田観光協会グループのうち、呉竹荘&サン共同事業体が選定され、議会の議決を待つことに。
呉竹荘は、これまでもリバーサイドホテルを経営継承し、指定管理ではご用邸記念公園を行っている実績に加え、全国的なPR&誘客能力を有している点が大きく評価された模様。
呉竹の計画では、年間20万人(内、温泉6万6千人)の来場を見込み、全体収入約1億2千万円、内、指定管理料は4000万円、雇用は7人前後。
来年4月にオープンを迎えますが、それ以降は、まず沼津市民が訪れるような戦略構築が課題です。
2、市立病院での分娩料を減額へ
万一の産科事故に備えている産科医療保障制度への個人負担掛け金3万円が1万6千円に下がったため、分娩料を17万円から15万6千円に。
3、沼津市職員給与の一部改正
人事院勧告等にならい、一般職員ひとり当たり年額、給料+1万3800円、手当+6万700円、共済費+1万3500円となる見込み。これはアベノミクス効果??
4、一般会計補正予算~自立支援介護・訓練等給付費を追加補正
障がい者の自立支援介護・訓練等給付費(就労移行支援)で民間企業の参入による事業所増、人数増により1億3000万円の追加、障害児通所等給付費(放課後デイサービス)で3630万円の追加。
これら議案の本会議採決を16日に行い、本年の定例議会は閉会となります。なお、自分が座長として取りまとめた「沼津市空き家の適正管理に関する条例」は、この最終日に本会議に直接上程し成立させる見通しです。
1日ごとに寒さが厳しくなって参りましたが、お体ご自愛のほど、よろしくお願い致します!