昨日は沼津市内一斉の地域防災訓練の日。第五南連合自治会は、市内3会場のうちのひとつである会場型訓練を行いました。約500名の住民が参加、各自治会単位で各訓練を実施。
内容は、可搬ポンプ操作、救急救護としての三角巾の使い方、濾水器操作、発電機操作、消化器操作、炊き出しなどでしたが、今年の新しいメニューとして、最後に皆さんの意識を高めるための井戸端会議をグループに分かれて実施しました。
防災訓練となると、いつも思い出すのが「釜石の奇跡」。人口4万人の釜石市では東日本大震災で約1000名が死亡または行方不明となりましたが、小中学生2926人のうち、亡くなったのは5名のみで、この子たちはすべて親が学校に迎えに来てしまい、帰り際に津波にのまれてしまったのでした。残り2921人は適切に高く高く避難を迅速に行って助かったのですが、これを可能にしたのが日常の避難訓練。
愚直に繰り返し行うことで身に付き、瞬時の対応が可能になったわけですが、我々もこれに見習い、地域防災力を高めていきたいと思います!