昨日は戸田方面を訪問してきました。戸田と言えば、遠洋漁業船団を持つ大志、浜平が有名であり、全国でも有数の漁獲高を維持してきていますが、現況を伺ってみたら、今年は全く鰹(カツオ)が不漁で、捕れても小振りで売上げは芳しくないとのことでした。
このため、漁船団は通常よりも水温が温かい三陸沖のはるか東方にまで行き、毎日魚群を探して走り回っているそうです。魚が捕れず、船が走り廻っているということは、その分、燃料代だけが費やされていくことになるわけで、益々採算を悪化させる状況に陥っているそうです。
鰹のみならず、沼津の干物の原料であるアジも近年不漁が続いており、魚が捕れないということは、沼津市においても、それに関連する事業者、すなわち、魚市場、仲買人、小売り、加工業者など、多くの人が困窮する事態となり、影響力の大きさ、産業としての裾野の広さを実感させられました。
政治的にバックアップできることもあるようでしたので、スピーディな対応をしていきたいと思います!