耐震強度偽造問題で、沼津の丸井跡地に建設が始まっていたビジネスホテルが姉歯設計事務所が関与していたとされ、その工事が中断する事態となってしまいました。基礎工事段階であり、比較的影響が低い時点なので、不幸中の幸いかもしれませんが、街の活性化への期待も高かったため、早急な対処が望まれます。それにしても、今回のこの種の問題は、姉歯氏分は氷山の一角であり、他にも同様事例がたくさんあるのでは?との声も聞かれ、問題の深刻さを感じざるを得ません。阪神淡路大震災の際にも、もちろん震度7という強震でしたが、なんでこんな新しいマンションが倒壊するの??というケースが散見され、工事上の問題を指摘されていました。低コスト&利益追求を考えるあまり、倫理観の欠如した工事を平気で行ってしまう体質が存在していたことは、厳しく改める方策を政治的に考えなければならないと思います。