昨日は、今年実施した第6回東北支援チャリティバザーの売上金の一部を国際セラピードッグ協会に届けるべく、NPOしずおかセラピードッグサポートクラブのメンバーと共に東京方面に行って参りました。
その途中、横浜市の動物愛護センターに立ち寄り視察。そこは、2011年に建設された素晴らしい施設で、保護した犬たちの中の飼い主が見つからない犬や猫について、極力殺処分しない取組を行っており、この5年間の間に素晴らしい成果を上げています。
(殺処分についてもガス室による窒息死ではなく、薬剤による安楽死)
なんと、昨日の時点では譲渡対象となる犬はわずか1頭のみで、1頭ずつ入ることが出来、新たな里親希望者が見ることのできる犬舎は空いたまま!こんな素晴らしい状況は、他の動物愛護センターなどでも聞いたことがありません。
命を救うため、譲渡対象となった犬については、シャンプーやトリミング、ワクチン接種、避妊去勢手術、マイクロチップ埋め込みまで行って里親に引き渡すとしており、まさに行政が出来る最大限の努力をしていると思います。
人口350万の横浜市において、昨年度、殺処分となった犬たちはわずか約50頭とのこと!信じられません~静岡県の動物愛護行政も見習って欲しいと強く思います!
続いての国際セラピードッグ協会では、大木トオル代表に直接、3月に行ったバザーの売上&義捐金の一部を贈呈。福島の被災犬の対応状況などをご説明頂きました。
現在、協会では更なる受け入れに関して犬舎他建物の改築を行っており、夏ごろには完成とのこと。今から、完成後の視察が楽しみです。
面談後は、たまたまサテライト講座として北里大学の学生対象に行われたセラピードッグ活動の講演を拝聴、当方の新規メンバーを含め、改めて大木先生の殺処分ゼロ、セラピードッグの育成への素晴らしい取り組みに感銘を受けました。
大木トオル先生が強調しておられましたが、2020年の東京オリンピックに向けて、世界的にも恥ずかしい日本国内にある犬たちの殺処分のためのガス室全廃を訴えているとのこと、是非、政治の力で実現したいものです!







