先日、10月定例議会の議案集が当局より配られました。主な議案は、市長の選挙公約であった給料の半減条例(但し何故か2年間、100万5千円から半額の50万2500円に、退職金の廃止はなし)、少年自然の家の廃止、第3回補正予算として、ふるさと納税寄付額の上乗せ(当初1億5千万⇒+5500万)、駅周辺&岡宮区画整理事業費の追加(物件補償など)、小中学校2校への給食室エアコン設置工事費追加など多々あります。
一方で、新市長として初めての議会となることから、25日の開会日にはどのような方針と内容で行っていくのかの施政方針演説が行われます。
後日、これに対しての一般質問を議員側が行うことになりますが、新市長の政策については、選挙の際の簡単な公約程度しか情報が無く、不明瞭な点が多いことから、まずはじっくり拝聴してみようと思います。
なお、新市長が掲げていた公約や、市長としての方針を明確にすべき主な課題は以下の通り。
①「世界一元気な沼津をつくる」の考え方、戦略、②沼津駅鉄道高架事業に対する態度(賛成、反対でもないという立場)、③大型商業施設ららぽーと進出に反対としていることの考え方、④高尾山古墳の扱いと道路建設、⑤津波避難用の千本の築山の今後の整備、⑥IT企業誘致の具体的戦略、⑦大学誘致の具体的戦略、⑧市立図書館の直営維持の考え方、⑨子ども医療費無料化、保育料軽減の財源、⑩香陵グラウンド・新体育館整備方針、⑪ゴミ焼却場建て替え方針、⑫最終処分場の候補地…
いずれにしても、課題山積の沼津市において、時間を浪費することなくスピーディに対処され、市長としてどんどん決断をし、明確な効果が出る市政運営を強く望みます!