今日は伊豆箱根鉄道のT取締役他の皆さんが市役所を訪れてくれ、市役所の担当課も同席して打合せを実施しました。
テーマは、今や沼津唯一の元気印であり、年間150万人を超える来訪者を呼び込む沼津港への沼津駅からの直行バス運行可否について。
本件は、そもそも港の核となっている沼津港深海水族館を経営している佐政水産の若き佐藤専務からの強い要望があり、実現に向けた動きが昨年スタート。
現在の沼津港は、人気ゆえに週末や連休の際には多くのマイカー観光客が押し寄せ大渋滞となり、駐車場の不足を露呈していますが、だからこそJR+直行バスによる公共交通の充実を広くPRしてリピーターを含めた客層の拡充が責務となっています。
こうした状況から、昨年、まずは8月の繁忙期に、現在日曜日に無料シャトルバスを運行している東海バスに相談し、1か月間の増便対応をして頂きました。
運行による赤字が出た場合、民間サイドで分担して負担することとしたり、周知のためにJR駅長に自分が直接お願いをして、構内案内掲示の拡大を行ったりして実現、結果、明確に乗客数の拡大が図れ良好な結果を出すことが出来ました。
しかしながら、通年での週末の直行便設定については、東海バスが難色を示したため、東海バス了解のもと、そもそも近隣地域への路線便を多く運行している伊豆箱根鉄道に佐藤専務と自分で直談判に。
その後、2か月経過しても検討結果の回示がなかったことから、諦めかけていたところ、本日、社内検討結果の報告があり、一転して実現の運びとなりました!
これにより、現在沼津魚市場が独自に運行し、市も補助金を投入している日曜日の無料シャトルバスは廃止して節税!便数も増えて、より使い易い設定となります。
加えて、平日も含め、現在17時台で終了している港から駅へのバス便について、地元客の取込みや働いている人の足確保のためにも、21時頃に便を増発して頂ける様お願いし、継続検討となりました。より魅力的な沼津港へ、一歩前進!!
