現在、沼津市内の外国人児童は小学校125名、中学校42名、これに対し外国語が話せる市の支援員はわずか2名(スペイン語、フィリピノ語)、日本語で日本語を指導する市民ボランティアも26名登録あるものの、全員が対応できるわけではなく、不十分な状況となっています。
そんな中で、外国人児童が多いために国際室という特別の教室を開講している学校が原東小、開北小の2校で、先日、その原東小の国際室を視察してきました。
外国人の児童は約30人いますが、学年、日本語レベルに合わせて、1日1回普通学級から取り出し授業を行い、国際室での学習を専任の先生が行っています。
ここでは、子ども達も遠慮せず、活発にコミュニケーションを取っており、モチベーションの高さを感じましたが、再び普通学級に戻ると萎縮しておとなしくなってしまう子どもたちが多いとのことでした。
やはり、日本語習熟が不十分な子どもにとっては、日本語のみでの教科学習などハードルが高すぎ!ましてや、国際室など無い多くの学校では、外国人の子ども達の孤立してしまう様子を想定してしまいます。
こうした現状から、今議会の一般質問では、各学校や担任教員の負担重いことの改善を含め、言語支援員やボランティアの一体的サポート体制や就学前の初期指導教室の創設を提案して参ります!

