昨日は、沼津市の水産系代表企業のひとつである大師丸漁業株式会社の第18大師丸進水披露式が挙行。
朝9時過ぎからの戸田漁港でのセレモニー&もち投げに駆けつけ、始めての雄壮なる様子を見ることができました。湾内を誇らしげに初クルーズする際には勇ましい軍艦マーチを鳴り響かせ、それにもち投げ用の小型船が併走、湾内各所で待ち受ける住民、関係者の皆さんにたくさんのお持ちを投げていました。自分もカメラ撮影しながら、10個くらいはゲット!
その後、戸田から市街地のリバーサイドホテルに移動し、盛大な進水披露宴~壇上での鏡開きもさせて頂きました。
この大師丸船団は全国的にも有数の漁獲量を誇るまき網船団で、魚群探知機、ソナー、目視などで魚群を発見すると魚種にあった漁網(イワシ、サバ、イナダ、カツオ・マグロ網など)で巻き、運搬船に積上げて漁獲しています。
課題は、昔は駿河湾内~近海でも魚が捕れていたのが、近年水産資源の減少等により、遠く三陸沖まで行かなければならず、沼津港に水揚げをするのが距離、時間、経費的に難しくなっていること。これは、すなわち、沼津魚市場の水揚げの減少に直結しており、その結果、関連資材の市場売り上げ減少、仲買扱い量の減少、小売り・加工業者の減少へと連鎖しているわけです。
本日の最新鋭の新船導入により、漁の効率化と沼津港への水揚げ復調を願って止みません!


