昨日の国際セラピードッグ協会の大木トオル代表の講演会には多くの皆様にお集まり頂き、本当にありがとうございました!
自分もこの14年間、何度も大木先生のお話を拝聴してきましたが、何度伺っても感動的であり、命の大切さや動物愛護の気持ちの必要性を再認識させられました。
聴衆の皆さんの中では、ほとんどの方たちが人間のわがままで保健所に収容され、殺処分の運命となり、ガス室に入れられて苦しみながら死んでいく犬たちの現実は知らなかったのではないでしょうか?
動物先進国である欧米諸国、特にドイツでは第二次世界大戦で600万人のユダヤ人をガス室で殺処分した苦い経験から、殺処分自体行っておらず、動物の命を大切にする法律と社会が整備されています。その他の国でも、注射等による安楽死を行うことはあるものの、ガス室はありません。
大木氏はこれまでも動物行政の根幹となる動物愛護法の改正に取り組み、国会議員などに働きかけて少しずつ改善してきましたが、本年改正の年であることから、日本におけるガス室の廃止を求めています。
この他、原発被害で苦しむ福島県において、人間がいなくなった後に残された被災犬のレスキューの様子や野犬化したそれら犬たちのセラピードッグへの育成の苦労など、行政も対応が出来ない中で奮闘されている状況は、我々サポートクラブとして精一杯支援していきたいと感じさせられました。
今後とも、多くの皆さんのご支援をよろしくお願い致します!

