先日の武蔵野美大・井口教授が来訪の際に立ち寄ったのが、サバ缶人気の中でオリジナル開発をした「かねはち」。もともと仲買商の「かねはち」が沼津港の水揚げの多くを占めるサバに着目し、健康指向にマッチした商品を創ろうと企画。
サバを三日間丹念に燻製し、それを手作業で丁寧にほぐしたものを缶詰に。その名は「オイルサバディン」。
商品のユニークさや商品力が高く評価され、優良ふるさと食品コンクールでは農林水産大臣賞を受賞、FOODEX JAPAN2016ご当地おつまみグランプリでは最高金賞を受賞するなど、大変注目されています。
1缶の価格は500円と、缶詰としては高級な部類かと思いますが、話題性に加えリピーターも増えて堅調な売上となっているそうです。
この商品を苦労して開発、育ててきたのが小松専務。40代のバイタリティー溢れる小松さんは、発想力とこだわりが凄く、井口教授や我々と意気投合、井口教授からは更にサクセスストーリーを創るアイデアなども頂いたりしました。
厳しい状況にある沼津の水産業界において、一筋の光明を見たような、とても有意義で楽しい時間をありがとうございました!

