先週、県議会自民改革会議の有志メンバーでサイパン島の慰霊訪問を行って参りました。
現在サイパン島へは日本からの直行便がないため、成田前泊後、グアムへ。グアム泊翌日にサイパンへフライト&到着と、大変時間がかかる行程となりました。
激戦地サイパン島は、日本の絶対防衛権とされ、1944年の米軍上陸前に多くの軍人が日本から派遣、中でも静岡県からは約5000人が赴き、途中輸送船が潜水艦によって撃沈され3000人が亡くなり、助かった人々も殆どが戦闘で玉砕してしまいました。
従来、国による慰霊碑は1970年代に建立されていましたが、静岡県のものはなかったことから、3年前に県議会自民党有志を中心に慰霊碑建立を実現、以降、慰霊訪問を重ねてきました。
今回の訪問は、この慰霊に加え、静岡県とサイパン自治区との交流推進もテーマとし、静岡空港からサイパンへの直行便就航による交流人口の拡大も見据え、サイパン自治区副知事との会談、観光局との意見交換なども行ってきました。
今後とも本県出身の英霊の御霊の鎮魂に努めると共に、双方の永続的発展を目指していきたいと思います。