静岡県議会林業活性化議員連盟による九州への視察研修に参加。林業の課題は省力&効率化、収益性向上ですが、航空レーザ計測など先端技術活用のスマート林業、県産材使用の公共施設、世界有数の近代化製材工場を視察、本県も更なる施策強化の必要性を実感しました。
静岡県の木材生産はH24年25万㎥から再生プランのもと45万㎥に拡大。これまで、間伐(かんばつ=樹木どうしの競争を軽減するため一部の樹木を伐採すること)から一定面積全体を伐採する主伐(しゅばつ)に力点を置き生産性増加。
課題は価格で県産材(スギ・ヒノキ)が6~7万円/㎥に対し外国産5~6万円/㎥、住宅1棟約20~25/㎥なので価格差約30万円、これを埋合せて活用してもらえる様に1棟30万円(リフォームは7万)の助成を県が実施、年間1300件、約2億円をかけています!(ちなみに県民は森づくり県民税年400円払ってます)
今回の九州ではスマート化等で外国産並の価格を実現し補助金もありません。本県産出も東部、伊豆で増加とのこと、需要を増やして価格ダウンさせていくためにも、県産木材の指定をお願いします!






