県内には20の森林組合がありますが、その中で一番規模の大きい、そして建築等基礎資材としての木材製材の他に各種製品を創り出して6次化にも取り組んでいる天竜森林組合を視察してきました。
社会・経済環境、建築資材の変化、人口減少の中で、70年~100年スパンで考えていかなければいけない森林管理、各オーナーの方々の投資(費用負担)の難しさを再認識しましたが、静岡県の特徴的事業であり、森林保全の観点からも重要な林業を事業性のある産業として継承していくためには、今後、より県行政としても真摯にとらえ、県民の理解を深め、県産材の消費拡大を図っていかなければなりません。
コスト低減は当然ながら、建築資材としての木材のすばらしさを伝え、また生活関連商品としての6次化産品をより工夫して発展させ、県民の共感を得るように努めていきたいと思います。
ちなみに、写真にある勉強机&椅子は、浜松市で採用されているもの。木製滑り台などは、是非県内の幼稚園、保育園に採用頂きたいと思います!







