昨年9月の川勝知事への一般質問で、県内保健所での犬の殺処分ゼロに向けた取組強化を促しましたが、令和2年度に入り、現在までのところ殺処分はゼロ!なんとかこのまま推移して、初のゼロ達成を実現して頂きたいと思います。
但し、課題はやはり飼い主責任の欠如。R1年度、保健所に飼い主等が犬を持ち込んで処分を依頼したのは22頭、また、犬が逃げる、捨てるなどして保健所が犬を保護(抑留)した数は505頭で、このうち372頭は飼い主へ返還。
残りの133頭および殺処分依頼の22頭の計155頭は、ボランティア団体の皆さんが新たな飼い主への譲渡に尽力され、151頭の命を救い、結果、4頭が殺処分となりました。
私たちのNPOしずおかセラピードッグサポートクラブ他の愛護団体は、殺処分にならない様に、期限前に保健所から引き出し、一時預かりをして時間を稼ぎ、譲渡会などを通じて新たな飼い主を探す活動を地道に行っていますが、毎度、苦労の連続で、携わるボランティアの皆様には頭が下がります。
本来は、欧米先進国のように、おもちゃの様に犬が買える店頭販売を禁止(=衝動買い抑制)し、飼養能力のある人だけに適正な認可ブリーダーからの譲渡のみ認めるようにすべきですが、この国(国会)の法律改正は遅々として進まず…
まずは、県内での飼い主責任の啓蒙強化と、販売業者への適正販売を更に促し、ゼロ実現をサポートします!(写真は7月の譲渡会の様子@沼津市役所)



