令和2年度の県内の児童虐待件数が3,930件にも上り、毎年急増(5年前は2205 件)しているとのショッキングな報道。年齢は幼児~小学生が多く、虐待種類別では「心理的虐待」が6割。(=大声や脅しなどで恐怖に陥れる、無視する、自尊心を傷つける言葉を繰り返し使う、子どもがドメスティック・バイオレンスを目撃する、などを指す)
これに対し、県内5か所の県児童相談所が対応し、社会的養護が必要な場合は県の児童養護施設や家庭養護(里親)に行くことに。R2年度で約700人超。
中でも、心理面で大きくダメージを受けている子供を養育するのが児童心理治療施設で県内1か所=吉原林間学園(富士市)。ということで、2年前に建替えられた学園を訪問。現在約40名の子どもたちが生活、園内には学校(特別支援級、先生11名)、心理治療エリア、児童心理専門の医師・看護師常駐の診療所も備え、そこでは外来対応もしています。
子供たちが安心して生活できる最新の環境が整えられていることに安堵しましたが、静岡県の宝である子ども達が辛い体験から立ち直り、希望を持って大人に成長していって頂ける様に強く望むと共に、虐待急増の社会を何とか是正できないか考えていきたいと思います!








