沼津市の大瀬海水浴場が、環境省選定の「平成18年度快水浴場百選」に認定されました。これは、環境省が水に直接触れられる個性ある水辺を「美しい」、「清らか」、「安らげる」、「優しい」などの機軸で全国100箇所の水浴場を選定するもの。県内では、下田の白浜、外浦、御前崎なども選定されています。昔盛んだった海水浴も現在は全国的に下火。沼津市もピーク時は年間70万人ほどの海水浴客だったのが、昨今は7万人くらいにまで落ち込んでいたと思います。そのような中で、今回選定のポイントは「快水」であること。まさに、水に親しむ観点からの評価となっています。「泳ぐ」だけではなく、海辺は様々な「憩い」や「安らぎ」を提供してくれる空間であり、また健康ブームとも相まって海水を利用してのタラソセラピーなども流行っています。大瀬もスキューバダイビングの人気スポットでしたが、今回選定のような視点での更なる魅力付けを考えても良いのではないでしょうか。