来月中旬くらいに、急遽久々のロサンゼルスに行くことになりそうです。テーマは「米国での動物愛護&保護状況」を視察すること。日本の動物愛護行政は、よく100年遅れていると言われていますが、米国では行政が動物(捨て犬など)のレスキューを民間組織と緊密に連動して行い、日本のように「愛護センター」といいながら現実はほぼ「殺処分場」となっているのとは180度異なる対応をしています。もちろん、民間の強力な組織の運営力、資金力があってのことですが、更に、里親に出す際にも、2度と捨てられることのないような教育(躾)を犬に施してあげたりするなど、多くのプログラムを持っています。
一方で、米国では飼い主に対する責任もきちんと厳しく定めており、例えば、ノーリード(ひもをつけないで犬を放している状態)は100ドルの罰金!また、ちゃんと犬の面倒を見ていないような飼い主は、動物虐待として罰せられ、飼い犬は強制的に引き離して民間組織が里親を見つけたりしています。
現在、現地の知人経由で行政や民間などの関連施設や組織への訪問を調整中ですが、きっと有意義な旅になると思います。このために、始めて海外旅行に出る決心をした2名の当NPOメンバーのみなさんにも、インパクトのある中身の濃いツアーとなるよう、現地運転手&コンダクターとしてがんばります!