中心市街地活性化策の視察に金沢市を訪れました。観光商業都市であることから、さすがに商店街も元気、NO.1ストリートの片町商店街はシャッターを降ろしてしまっている店舗はゼロ!外から見て魅力ある店が並んでいます。各店の頑張りに加え行政のバックアップ策も充実しており参考になります。歩いてみて印象に残ったのが「近江市場」と二年前に出来た「21世紀美術館」。近江市場は、市の中心部に位置する市民も活用している典型的な「市場」ですが、圧倒的に新鮮な魚介類が多く、もちろん安く、スーパーマーケットにはない市民の台所感覚。沼津の市場も今年度中に移転、その跡地にショッピングモールの建設が計画されていますが、あのような、いかにも「市場」っぽい姿が観光面からも魅力なのではないでしょうか。
「21世紀美術館」は、従来の典型的な美術館とは一線を画し、やや前衛的なモダンア-ト中心。例えば、壁面一杯に植物や花を這わせア-トにしていたり…入館料350円は安い!と思わせてくれます。二年間で250万人来場、総工費144億円、中心街への集客に大きく貢献しているものの運営は赤字とのこと、いかがでしょうか??


