今日のニュースなどでも報じられていましたが、40年近くに渡り沼津市の西浦に係留され、宿泊、レストランとして地元の観光スポットとなっていたスカンジナビア号が、売却先のスウェーデンに向けて旅立ちました。自分も20代の頃からデートスポットでもあった同船に遊びに行ったり、JCの宴会で行ったりもしました。ウッドを多用した高級ムードの船内は独特で、食事もおいしかったのを記憶しています。ただ、以前は駐車場や入場するだけにもお金がかかったり、レストランも値段的に高級で、気軽に行ける雰囲気ではなかったのが結果的に営業面でもマイナスだったのではないでしょうか。
昨年来、売却話が持ち上がってからは地元で保存を求める運動も展開されていましたが、結局同地を離れることとなり、往年の観光スポットが消えてしまったことはとても寂しく感じます。
時代にあったコンセプトチェンジで、まだまだ可能性はあったような気がしますが…
(写真は静岡新聞より)