明日より本会議での一般質問が始まります。今回は「ISO9001」に加え、「ESCO事業の取り組みと今後の展開ついて」を質問します。ESCO事業とは、国の京都議定書による地球温暖効果ガスの排出量規制に則った省エネルギー対策の一環で、オフィスビル、大規模小売店舗、ホテル、病院等での省エネルギー化を民間事業者の企業活動として行い、顧客にエネルギーサービスを包括的に提供するビジネス形態。
事業者は、顧客に対し、工場やビルの省エネルギーに関する診断、方策導入のための設計、施工、導入設備の保守・運転管理、事業資金の調達などの包括的なサービスを提供し、それまでの環境を損なうことなく、省エネルギー改修工事を実現し、その結果得られる省エネルギー効果を保証します。
従って、ESCO事業の地方自治体への導入は、自治体に新たな投資等経費を発生することなく、省エネ効果を事業者が保証し、結果的に自治体の経費削減・利益増加となる。
当市においては、沼津市立病院において、ESCO事業を推進することとなっており、本年中に事業者の選定、契約、来年度より事業開始とされていることから、その効果の見通しや、今後の展開計画などについて質問します。