連休中にとても痛ましい事故がおきてしまいました。ジェットコースターの車軸が折れて車体が傾き、乗客が柵に激突して死亡。まだ19才の将来のある女性が犠牲になってしまいました。
この事故後、同種の遊具を緊急点検する様子が報道されていましたが、目視やボルトなどの締め付け点検などではとても不十分だと思います。今回の事故も、車軸の金属疲労による破損だと思いますが、これによる破断は長年の疲労の蓄積の結果、外観に異常がない状態から突然破断してしまうものだからです。今回の事故車両も15年以上部品交換していないとのことですが、きちんとした力学計算をした上でのメンテナンスをすべきだったと思います。但し、このような遊具は、自動車のような「車両」ではないため、厳格な法規制はなく、一部、なぜか建築基準法で点検義務が課せられている程度だそうです。こうなると、やはり経営者の良識が問われる問題だと思います。120%の安全対策を!