今週は会派での行政視察に行ってきましたが、最初に訪れたのが岡山県岡山市。調査内容は、地域コミュニティの新しい形として行われている「電子町内会」について。市民の市政参画と地域の活性化、地域と行政の間の情報化を目指してH14年モデル地区からスタート。現在では単位町内会1589のうち、578町内会が参加し、PRや情報提供のための「町内会WEB-SITE」や町内会内の情報交換や交流のための「会員専用サイト」が運営されています。特に、会員専用サイトでは、住民からの提案や要望が会長他役員に迅速に伝わり、意見交換や改善提案などが行われ、市役所とも直結していることから、総合的な住民サービスの向上につながっている様子が紹介されました。町内会というとご年輩の方が中心というイメージがありますが、ITを活用して頂くために、岡山市では、町内会ごとのIT講習会を開催するなどして拡大を推進してきています。ITに対する個人のレベル差は当然あるものの、人口減少で自治会役員などの人員確保が難しい昨今、沼津市においても有効なツールだと思います。これが進展していったら、どぶ板議員はいらなくなりますね!(=行政改革)とコメントしたら、大笑いして頂けました!?