本日でとうとうガソリン税の暫定税率が期限切れとなり、明日よりガソリン価格が25円程度下がることに。福田首相は31日夜、首相官邸で記者会見し、ガソリン税などの暫定税率の失効に伴う国民生活や経済への影響について、「政治のつけを国民に回し、心よりおわびしたい」と謝罪したとのこと。生活者の観点からは短期的には助かるけど、4月下旬には暫定税率を衆議院で再可決して成立させ、もとの価格に戻すという。生活者や苦しい立場のガソリンスタンド業者に対し、単なる混乱を招いただけの結果でしかないことは、確かに問題が大きい。期限切れ間近になって首相は2009年度からの一般財源化を提示したが、民主党など野党も含め、なぜ中身の議論をこの数ヶ月間国会はせずに放置してきたのか。地方自治体では既に新年度予算が成立しており、影響が出ることは間違いないと思います。道路建設とは関係ない無駄使いや、費用対効果の薄い道路建設などは早急に見直し、新たな財源を確保するという基本的な仕事を国会ではきちんとやって頂きたい。沼津市でも従来道路特定財源からの補助で計画されているいくつもの都市計画道路があります。完成間近の東駿河湾環状道路(東名沼津ICから接続)、区画整理事業を進めている岡宮地区、沼津駅周辺に関連したものから、下香貫地区と陸の孤島とも言われてきた大平地区を結ぶ生活道路R414静浦バイパスなどなど。どれも市民生活に密着した道路であり、無意味な遅延は待ち望んでいる地域住民を政治が裏切ることになります!