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元市長の桜田氏が出馬意思固める 沼津市長選
09/02 07:54
任期満了に伴う沼津市長選(10月26日投開票)に、元沼津市長の会社役員桜田光雄氏(63)=沼津市大手町=が出馬の意思を固めたことが1日分かった。3日にも会見して発表する。
桜田氏は東京大から建設省(現国土交通省)に入省。建設振興課長を最後に退官して1990年、沼津市長選に初当選。2期目途中の96年に衆院選に出馬するため市長職を辞したが2回連続で落選、04年の市長選は小差で敗れている。
桜田氏は「沼津駅周辺総合整備事業は、市民の理解と協力を前提に執行する。市民と東部地域の人々がともに心通わす共感都市沼津を目指す」と抱負を示している。
同市長選では、現職の斎藤衛市長が市議会6月定例会で今期限りの引退を表明。これまでに沼津市議の加藤元章氏(44)、元衆院議員栗原裕康氏(59)、会社役員近藤泰平氏(48)の3氏が出馬を表明している。