小泉元首相が引退表明=衆院選に出馬せず、後継は次男
9月25日19時7分配信 時事通信
自民党の小泉純一郎元首相(66)は25日、地元・神奈川県横須賀市で開いた支援者の会合で、次期衆院選には出馬せず、今期限りで引退すると表明した。後継者は次男の進次郎氏(27)とする意向も伝えた。また、国会議員は退くものの、政治活動は続ける考えを示した。
小泉氏はこの後、「引退するのか」との記者団の質問に無言でうなずき、タクシーに乗り込んだ。引退の理由は明らかになっていないが、関係者は「首相もやって、このあともうやることはないと考えたのではないか」と語った。
同氏は、神奈川県横須賀市生まれ。慶大経卒。1972年に衆院旧神奈川2区から初当選。大蔵政務次官、郵政相、厚相などを歴任し、2001年4月から06年9月まで首相を務めた。在職日数は1980日で、戦後歴代3位の長期政権だった。
-----------------------------------------------------
小泉元首相については、退任後の年金問題や後期高齢者医療制度などの責を問う声もありますが、その政治スタンス、メッセージ性、行動力には大きな魅力がありました。
また、政治家は引き際が肝心。現在行っている小集会でも必ず要望として市民の皆さんから出るのが議員の定数削減や定年制の導入など。経済環境が厳しくなっている中、政治家を見る目は本当に厳しくなっています。権力は必ず腐敗する=首長も3選がマックスだと思います。