昨日は早稲田大学沼津校友会を代表して、富士・富士宮市の早稲田OBが集まる岳南稲門会の総会に出席。講演は、現在、県立富士高校の校長であり、早稲田大学文学部卒業の吉田先生。現在の冨士高の状況や、何故自分が早稲田を志望したかなど、とても楽しく、教育に対する情熱溢れる話を頂きました。そのひとつが、学園祭でのエピソード。毎年恒例の校長先生のパフォーマンス芸を生徒たちに頼まれ、赴任1年目の吉田先生は、応援部出身ということもあり、早稲田大学校歌をエール付きで歌うことに。その際、ひとりでは格好がつかないので、生徒達に後ろで一緒にエールをきってくれる学生を募集、15名が立候補。その子たちに早稲田校歌を練習、暗記させ、エールの仕方を教え、更に自分は、東京へ行って太ったお腹が入る学生服、腕章、角帽を新調して臨み、学園祭では、緊張感ある演出となり、大歓声を頂いたそうです。以降、この生徒たちは早稲田大学への進学を志望、常に個別相談に乗ってあげているとのこと。その他、吉田校長の話から、何でも生徒に対し、親身に一緒になって考え、方向性を指し示してあげる姿勢が良く理解できました。生徒との「信頼関係」が崩れていまっているケースが多い昨今、「情熱」のある熱血先生の存在が教育界を救っていきます。
(写真は懇親会での吉田校長による校歌エール)