2008/12/03 静岡新聞
かつて「シネマ通り」としてにぎわった沼津市上本通りの商店街振興組合が13日、沼津中(現沼津東高)出身の映画監督渡辺邦男氏がメガホンを握った大ヒット作「明治天皇と日露戦争」(1957年)を、同市大手町の沼津信用金庫本店で上映する。渡辺家秘蔵の大型ポスターなど貴重な資料を集めたポスター展も、4日から27日まで同金庫ストリートギャラリーで同時開催する。
上本通りは1960―70年代に10近い映画館が軒を連ね、ボウリング場などもある県東部きっての娯楽ゾーンだった。沼津信金本店も、洋画の封切り館としてファンの人気が高かった沼津文化劇場跡地に立つ。
同通り商店街などは「シネマの街 上本通り」を町の活性化に生かそうと、2006年から毎年、沼津にゆかりがある昭和の名作映画鑑賞会、ポスター展を開いている。
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ボウルビルが閉鎖となり、今年に入って益々衰退ムードが強かった上本通り。このようなカンフル剤的なイベントをどんどん打っていかないと、客足は遠のくばかりです。大事なことは話題性。そのためにはノイズ(音)を発信し続けること。13日は是非ご鑑賞を!