菊川市議会が議員の議会報告会の開催義務化や不正な口利きの防止などを定めた条例を可決、大変立派なことだと思います。一度選挙に当選すれば、何をしているのかわからないと揶揄される議員活動では税金の無駄遣いであることは明白。報酬として少なくない額を頂いている以上、市民、有権者への説明責任、報告義務の履行は厳しくチェックされるべきでしょう。議員の口利きについても、主肝心な政策提言など全くせず、口利きこそが議員の使命と勘違いしている諸氏が多いのが実態です。このような動きを通じて、議員活動のプロセスをしっかりと有権者にチェック頂き、何を目的に、何を実現し、何が実行できる政治家なのかなど、総合的な評価が選挙の際の候補者選択の時に加味されるような選挙制度であれば、政治も緊張し、政治家も成長し、地方も国も良くなると思うのですが‥
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不正な口利き防止を宣言 菊川市議会が条例可決
01/28 14:55 静岡新聞
菊川市議会は28日午前、臨時会を開き、議員発議の「市議会基本条例案」を賛成多数で可決した。市民向けの議会報告会の開催義務化や不正な口利きの防止など、議会運営や議員活動にかかわる基本事項を明文化した。同様の条例は、全国約30の県議会や市町議会で制定されているが、県内では初めて。早ければ今月中に施行される。
条例は具体的には、原則としてすべての会議を公開するほか、市民との意見交換の場となる「議会報告会」の開催の義務化などを盛り込んだ。
また、議会と行政の緊張関係の保持に関しては、不正な口利きや働きかけを防ぐため、議員から市長など当局関係者への口頭の要請について、日時や内容、対応、経過などを記録した文書を作成することも定めた。