石川知事が静岡空港の滑走路完全供用実現に向けて地権者の意向でもあった辞職を表明。6月の開港に向けて期待感が高まる空港を最大限利活用でするよう政治決断をしたものと思います。政治家の引き際としては立派なことだと思いますが、これまでの経緯や血税の無駄遣いをしてしまったことを考えれば当然とも言えます。今後は、立派な後継者、出来れば古い政治のしがらみのない民間からの経営者感覚に溢れた方が継承し、アジア・アセアン地区の空路開拓をトップセールスで行って頂き、真に利便性の高い空港となるように頑張って頂きたいと思います。しかしながら、これで7月の任期前にいきなり選挙ですねえ‥!?
------------------------------------------------------------------
03/25 14:19 (静岡新聞)
石川嘉延知事は25日午後、県庁で会見し、静岡空港の立ち木問題で航空法の高さ制限を超える支障物件を除去するため、地権者が前提条件として求めた辞職要求について「申し入れを受け入れる」と述べ、辞意を表明、完全開港に道筋をつける考えを示した。
静岡空港の滑走路は2500メートルで建設したが、滑走路西側の制限表面に残る立ち木などが障害となり、300メートル短縮した2200メートルで暫定運用する。短縮工事には1億1000万円の追加支出を行い、当初の3月の開港予定は6月に延期された。
立ち木などの支障物件が残ったのは測量ミスが原因で、石川知事は昨年末、期末手当(ボーナス)を全額返上したほか、ことし1月には一連の問題の責任を取るとして、自身の給与を3割、3カ月カットする処分を発表した。
支障物件の除去をめぐっては、石川知事は地権者から同意を得られない場合は、民事訴訟による除去手続きに入る考えを示していた。※