沼津市の待機児童は10名~20名程度で推移と言われていますが、地区による偏りが大きく、人口増加地域である大岡や金岡などではいつまでたってもなかなか入れないのが現状です。このような状況を早期に打開する必要性が現下の経済状況や女性の就労意識の変化から当然必要ですが、新設での保育園設置は2億円以上の費用がかかり、事業者負担も大きく改善が進まない大きな要因となっていました。今回の厚生労働者省の方針はこうした状況を打開するには大きな効果が期待されます。是非早期の取組推進を!!
--------------------------------------------------------
厚生労働省は都市部の保育所の拡充に向けて、1つの保育所を中心に複数の小さな保育所(分園)を運営する事業主を支援する方針だ。現在は認可保育所が賃貸ビルなどを借りて定員20人以上の分園を設けた場合、国が原則として賃借料の半額を拠出しているが、年内に定員要件を撤廃する。小規模の分園の設立を促し、増加する待機児童を減らしたい考えだ。
景気の低迷でパートに出る専業主婦が増えたこともあり、こどもを保育所へ預けたいが入所できない待機児童が増えている。待機児童数は2008年10月時点で前年同月比9%増の4万人強になった。特に都市部では深刻とされる。(07:00NikkeiNet)