世間での長いゴールデンウィークが本日で終了。総括してみると、自分も携わった沼津港の活況が印象的でした。みなと新鮮館のオープンによるパブリシティ効果もあり、連日他県ナンバーの車が押し寄せて来て、今までにない大渋滞が港中心に発生。伊豆縦貫道の開通により、市内および港湾への観光客の流入が減少するのではと危惧する声が従来よりありますが、現在の沼津港は安・近・短指向の傾向もあり、完全に首都圏からの日帰り観光の目的スポットになったと実感。決して通過型が大勢ではありません(この点は行政もしっかりマーケティングすべき)。今後もまだまだパワーアップしていく計画もあり、魅力度の向上は可能です。しかしながら、沼津インターを出てから流れの悪いみつめガード、あまねガードなどの幹線道路を経て、1時間近くも港までかかってしまうのではリピーター確保にはマイナス。早く鉄道高架化などによるインフラ基盤整備を進め、アクセス性の向上を図っていくべきです。