16万人以上の住民投票条例制定に向けた署名を集めたにも関わらず、県議会が先日これらの請求となる条例案を大差で否決しました。
今回の浜岡原発の再稼働の是非を問う条例制定に向けた署名活動には、沼津市民でも多くの方々が賛同したことと思います。
しかしながら、新聞等で見る限り、県議会では、知事との対立軸での判断など、大局観のない、自分たちのご都合主義=いわゆる政争の具となってしまい、本質的な議論がどの程度あったのかは不透明です。
住民投票実施の際の10億円以上に上る費用についても、原発事故の悲惨さ、巨額の損失を目の当たりにしている現在、民主主義のコストとしては、決して高いものとは思いません。
政府自ら、危険性が高いと明言している浜岡原発を再稼働させることはありえないと思いますが、国政への信頼感が失墜している現状では、明確な民意の発露は必要だと思います!